議会報告
こちらのページでは「ほりきり俊一」の議会活動をご報告します。
活動報告
2025年8月5日
昨日と本日で衆議院と参議院の予算委員会での集中審議が行われました。 昨日は野田代表が質問されていましたが、大切なことは比較第1党と第2党の自民党と立憲民主党が中心となって、どこまで手を携えて国民のための政策を実現できるかと言うことだと考えます。 その意味では昨日の集中審議は良い方向で審議がなされていたように思います。 自民党は衆参両院で少数与党になったこと、石破首相の現在の立場などと相まって野党、特に立憲民主党との関係を大切にしていかなければばらない状況にあることがはっきりしてきました。 これからの国会審議の中で、リーダーシップを発揮して、先の参院選で薄れがちになった党勢を回復して欲しいです。
2025年7月20日
第27回参議院議員選挙が行われました。 与党が自公合わせて47議席と大敗しましたが、立憲民主党も22議席と、改選前の議席数を増やすことはできませんでした。 今回の選挙は、従来の与野党対決の構図ではなく、野党同士の票の奪い合いという側面もあり、最終的にはSNSを含めた発信力の違いによるところが大きかったように思います。 特に国民民主党と参政党は党首の存在感が大きかったように思いますが、野田代表ももっと個性を出して発信されても良かったように思います。 しかし、とりあえず野党第1党の勢力は得たので、これから政策によって存在感をアピールしていってほしいです。
2025年6月18日
木更津市議会6月定例会の最終日で議案の採決が行われました。
私は議案「木更津市金田地域交流センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について」に反対しました。
理由は以下の通りです。
1.この条例は、社会教育法に基づいて市内各地に配置され、市民生活に長く親しまれてきた公民館を廃止して地域交流センターに移行しようとするものです。
2.これによって営利業者や政治団体、宗教団体など幅広い団体等の使用が可能になり、市民のサークル活動や地域の会議などに使用できなくなる可能性がありますし、市も管理しきれなくなる恐れがあります。
3.公民館廃止について事前に市民の意向を聴いたりすることもなく、トップダウンで決めた後に住民説明会のみ行うという民主主義に沿わない過程で決められました。
皆様はどうお考えでしょうか。
2025年6月4日
木更津市議会の6月定例会で一般質問を行いました。
質問内容は以下の通りです。
1.組織再編について
(1)市民協働部、健康づくり部、こども未来部の創設について
①それぞれの部において今年度新たに始める市独自の事業はあるか。
2.木更津市定員管理計画(令和8年度~令和10年度)について
(1)令和5年度の休職者について
①職場に復帰された方は何人か
3.公民館の地域交流センターへの移行について
(1)住民説明会の資料作成前の市民の意識の調査について
①アンケート等による市民の意識調査は十分だったとの認識か
4.補正予算による「アクアコイン20%ポイント還元事業」について
(1)木更津市職員の約13.7%(147人)がアクアコインでの給与支払いを受けていることについて
①市民の「自分たちのためでもあるのでは」の声をどう捉えているか
5.吾妻公園文化芸術施設について
(1)人員不足による人件費、資材不足による原材料費等の高騰による影響について
①前段階での影響の予測について伺う
②予測によって計画の変更もあり得るという解釈で良いか
なお、これについては木更津市議会のホームページに映像がございますので、ご覧いただければ幸いです。
令和7年6月定例会 6月4日 本会議 一般質問
答弁
一問一答
2025年5月29日
本日は6月定例会初日で、木更津市議会における新たな議長及び副議長の選出が行われました。
今までの議長・副議長は、選出過程もはっきりしないまま名前を書いた紙が各議員に渡され、全員が同じ名前を記入するため、全員一致で決まるという極めて非民主的な方法で選出されていました。
新たに選出された議長及び副議長が、既に就任の挨拶まで用意してあることに至っては、茶番と言っても良いほどです。
これでは「談合ではないか」との批判に説明できないとして、私は一人、これに与しない投票行動を取ってきました。
近年、日本各地の自治体で議長及び副議長を立候補で決める立候補制を導入する議会が増えています。
立候補する議員は議場で所信表明を行い、それを市民が傍聴できたり、インターネット中継などを行うことにより「議会の透明性を確保するとともに、市民に開かれた議会」をめざす制度です。
また、これによって立候補者の姿勢を明らかにし、責任ある言動を求めることができるとしています。
今定例会で、私は2名の議員の賛成を得て議長と副議長を立候補制で選任する旨の動議を提出しましたが、圧倒的多数で否決されてしまいました。
これからも「市民に開かれた、民主的な木更津市議会」をめざして活動を続けてまいります。
2025年4月25日
野田佳彦立憲民主党代表が1年間に限って食料品の消費税率をゼロにすることを参議院議員選挙の公約に盛り込むと表明しました。
食料品の消費税率に関しては、立憲民主党内で意見が対立し、離党騒ぎにまで発展した経緯があり、党内の政策議論が一枚岩で進んでいないことを露呈してしまいました。
早速他党からの突っ込みを受けてしまいましたが、最も大切なことは国民の生活が少しでも楽になることです。
物価高騰の中、食料品だけでも消費税減税の効果が上がることを私も期待しています。
2025年3月31日
本日、2025年度の予算が参議院で修正された後、衆議院の同意を得て可決されました。
115兆円を超える大型予算ですが、物価高騰対策など、国民の生活のためにしっかりと執行して欲しいものです。
この間の衆参の予算委員会などを見ていると、立憲民主党の各委員の質問は政治資金の問題などへの追及に多くの時間が割かれていました。
いつも同じメンバーが同じような内容の質問をしているように感じるのは私だけではないと思います。
責任野党として、国民に期待を持っていただけるような質問をしてほしいです。
多くの国民もそう考えているのではないでしょうか。
2025年3月21日
本日、3月定例会最終日で議案の採決が行われました。
私は3つの議案に反対し、討論を行いました。
1つ目は「令和7年度木更津市一般会計予算」です。
令和7年度の木更津市の一般会計予算は個人市民税や地方消費税交付金などの増額により、前年度に比べて61億2000万円の増を見込んでいます。
しかし、それらは人件費や社会保障費などの増加によって48億6000万円、庁舎整備や吾妻公園文化芸術施設などの公共設備に12億9000万円の増額でなくなってしまいます。
市民税などによって歳入が増えたのであれば、市民生活に還元すべきであるが、市民生活のための予算に遣われていないとして反対しました。
2つ目は「令和7年度木更津市一般会計補正予算(第1号)」についてです。
「生活者物価高騰対策支援事業費」としてアクアコインのポイント還元事業に国の交付金から8080万円を遣おうとするものです。
アクアコインは市民や事業者の3割程度しか利用者がおらず、しかも多くの店舗で使用できないアクアコインをチャージする余裕がないなど、本当に支援が必要な方々が恩恵にあずかれない仕組みとなっています。
市民全員に等しく効果が及ぶような政策にすべきであるとして反対しました。
3つ目は「木更津市犯罪被害者等支援条例の制定について」です。
犯罪に巻き込まれて不幸にも被害者となってしまった世帯が少しでも安心して生活ができるよう、引越の費用や事業者への説明を木更津市に求める条例です。
木更津市の条例は、国や県の法律や条令に比べて支援内容が明確でない上に、支援額も柏市などと比べて大幅に少額となっています。
これでは犯罪被害者となってしまった世帯への支援が不十分であるとして反対しました。
しかし、これらの議案はいつものように圧倒的多数で可決されてしまいました。
いつものことではありますが、本当に残念に思います。
2025年3月5日
本日、3月定例会にて一般質問を行いました。
質問事項は
1.プラスチック一括回収について
(1)「容器包装プラスチック」の指定ゴミ袋について
①廃止すべきと考えるがいかがか
2.木更津飛行場周辺まちづくり実施計画について
(1)江川総合運動場周辺の築山について
①どのような人の避難を想定しているか
(2)江川総合運動場周辺の駐車場について
①どのような災害の時に自動車を誘導するか
(3)江川総合運動場周辺の事業費について
①事業費が18億円以上、防衛省からの補助が6割では、事業費の負担が多すぎないか
(4)吾妻公園周辺へのシャトルバスの運行について
①運行事業者、運賃、コース、本数などの詳細について伺う
(5)木更津市景観計画における富士見通りの色彩の基準について
①沿道の建物にも及ぶか
(6)説明会での市民とのすれ違いについて
①理解を得られる日が来ることは難しいと考えるがいかがか
3.学校教育について
(1)小中高生の自殺者数の増加について
①木更津市はどう捉えているか
(2)教職員未配置数の増加について
①木更津市の実態はどうか
(3)岐阜県飛騨市の作業療法士の活用について
①木更津市の受け止めはどうか
4.災害への対策について
(1)避難所の整備について
①文部科学省による「学校体育館に空調を整備する自治体への特例交付金」についての木更津市の対応はどうか
②空気清浄機の準備はあるか
5.森林環境譲与税について
(1)令和6年度の概要と今後について
①令和6年度の譲与額を伺う
②令和6年度の重点的な施策は何か
③森林整備広域連携協定についての所見を求める
6.基礎的財政収支(プライマリーバランス)について
(1)木更津市の見通しについて
①2025年の見通しはどうか
②公共施設整備への支出が続く今後の見通しはどうか
です。
なお、質問の模様は木更津市議会のホームページに映像がございますので、ご覧いただければ幸いです。
令和7年3月定例会 3月5日 本会議 一般質問
答弁
一問一答
2025年1月24日
2025年の通常国会が始まりました。
石破首相の所信表明演説が頼りなげに聞こえたのは私だけでしょうか。
「この政策をやり抜く」という強い決心も感じられず、少数与党の辛さもあり、風見鶏的な政権運営になりそうです。
この間の世論調査では、立憲民主党の支持率が国民民主党に大きく差をつけられたとの報道もありました。
日本維新の会や国民民主党のように政策の成否へのキャスティングボートを握っているわけでもないために、報道で取り上げられる機会も減ってしまいました。
野党第一党として、国民のための政策を国民と同じ目線で訴え、存在感を示していただきたいと思います。
2025年1月1日
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は様々な方々にお世話になりました。
また、たくさんのご意見やご指導も賜りました。
本当にありがとうございました。
今年度も皆様のご期待に添うことができるよう、努力していく所存ですので、益々のご指導をお願い申し上げます。
本日、能登半島の震災から1年が経過しました。
未だ復旧の目途は立っていないのが現状です。
被災された方に改めてお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
震災以来、木更津市議会でも災害対応に関する質問が多くなりました。
私も一般質問で多くの課題を取り上げてきました。
木更津市もいつ大きな災害に遭遇するか分からない地域にあります。
災害から市民の命と生活をどう守っていくのか、重大な課題と捉えて取り組んでまいります。